それは「乗り換え力」である。
多くの方がご存知だとは思うが、
東京の電車網、特に地下鉄網は非常に入り組んでおり、
そのまま海へ投げ込めば、
シラスやマグロなど、大小様々な魚がその網にひっかかる事は、
これはもう間違いない事実である。
「新宿〜新橋」間を移動するにしても、
そこには複数の選択肢があり、その選択によっては、
時間的にも金額的にも馬鹿に出来ない「差」が生じる。
チリも積もれば山となる。
うんこも溜まれば固くなる。
毎日「5分」の差でも1ヶ月で150分、
乗り換え1つでなんと「2時間30分」もの時間が浮くのだ。
この時間を営業に費やせば当然受託件数は増えるであろうし、
甘いものを食べる時間に費やせばこれは確実にデブになれるであろう。
それくらいの時間を我々は無駄にしている可能性があるのだ。
思えばコレまでの人生のうちの10%位は「電車の中」にいたんじゃないだろうか?
であるなら我々はもっと乗り換えに敏感にならなければならないのだ。
命短し、乗り換えれよ乙女。
何故俺がこれほどまで乗り換えについて熱く、切実に語るのかと言えば、
「乗り換えのプロ」に出会ったからである。
今日、プロと共に「神保町〜大崎」間を移動したのだが、
彼の乗り換えプランは、完璧であった。
通常「神保町〜大崎」間を移動する場合、最短移動手段は
「半蔵門線 神保町」〜「半蔵門線 渋谷」〜「山手線 渋谷」〜「山手線 大崎」となる。
コレは「yahoo!路線検索」の結果においてもその様に結果が出ている。
しかしここで満足してしまってはいけない。
もっと効率的な乗り換え方法があるのだ。
下記が、プロの選んだ乗り換えルートである。
「半蔵門線 神保町」〜「半蔵門線 表参道」〜「銀座線 表参道」〜「銀座線 渋谷」「山手線 渋谷」〜「山手線 大崎」。
一見乗り換え回数が増えただけで非効率に見えるだろう。
実際、俺もそう思ったのだ。
そこでプロに問うてみた。
「あの、何で表参道で銀座線に乗り換えるんですか?」
プロの答えは明確だった。
「いいかい、タナベ君。半蔵門線渋谷駅は地下だ。しかし銀座線渋谷駅は地上だ。
分かるね?そう、山手線乗り換えの際、階段を上らなくていいんだ。
しかも銀座線は本数が多いから表参道で3分以上待つ事はほとんど無い。
つまりこれが正真正銘の、最 短 距 離 だ。」
これが、プロ、か。
これが、ビジネスパーソン、か。
俺なんぞまだまだだ。
また1から頑張らなきゃならん、そう思った。
何を頑張ればいいのかは正直よーわからんが、とにかくまだまだなのだ。
何事も「検索してハイ、終わり」では本当の事は分からないのだ。
大崎についた後、神は言う。
「これからまた厚木に行かなきゃいかんのだよ」
「…厚木は、どうやっていくんですか?」
「…車、だな。」
しかし厚木は、やはり遠い。




「…厚木は、どうやっていくんですか?」
「…車、だな。」
つい笑ってしまいましたが、よく考えたら
厚木駅近辺に行くならともかくおそらく
そこからバスに乗り換えることを思うと
やっぱり結論は「・・・車、だな。」に
なるんでしょうね。
なんだか
NASAは無重力の宇宙空間でメモを取るために
1億ドルかけて無重力ボールペンを開発した。
一方、ソ連は鉛筆を使った。
っていう笑い話を思い出しました。
知識に溺れることなく本質を見抜くことは
大変ですが、それ故に大切ですよね。
お休みの間に引っ越ししちゃってすみません。
復帰されたようで、嬉しい限りです。
また勉強させてもらいます。
でも無理せず、マイペースで更新してくださいね。
知識の溺れる事なく本質を見抜く、これが本当に大切で難しい事です。これからの社会にはそういう力が必要なんでしょうねぇ…なんてスケール大きめに思ってしまいました。
しかし、NASAの知識の結晶である「無重力ボールペン」ってのも気になりますね…。