2009年03月10日

人に向かわず天に向かえ

最近、ビジネス書ばっかり読んでる気がして飽きてきたので、新聞で記事を見つけた「人に向かわず天に向かえ」という本を読んだ。実際の脳外科医の先生が書いた本だ。

良い本だった。現代病とも言える鬱の一要因として、右脳の機能低下が挙げられるという話。外部に適応しようとする右脳がストレスにさらされ続けられて機能低下し、動物的な脳による自己防衛機能が働き、色々な問題が発生するらしい。

で、「私」のことを考えすぎてしまうことが、良くないらしい。だから「私」ではなく「公」を思い、志を持つことが右脳を強化し、ストレスを力に変えてくれるのだという。

細かい話はいい。人間らしく生きるとはどういうことだろう。考えさせられた。自分のためではなく、世のため、人のために何かをしようと思う志を持って生きる。それが、外部からのストレスに耐え人間らしく成長する力をくれる。

志。武士の心、だな。いい言葉だ、こうやって考えてみると。

この本のタイトル「人に向かわず天に向かえ」というのは西郷隆盛の言葉だと言う。西郷さんは確か2度も島流しにあっている。相当なストレスだったに違いない。何しろ「島流し」だ。流されるのだ。島に。しかし彼はその間も勉学に励み、志によってその経験を力に変えた。そして、実際に世の中を変えてしまった。

もし、心が少しでも弱っている人がいたら是非読んでみてほしい一冊。

そういえば、脳には痛覚がないらしい。だから、頭の皮膚にだけましをかけて、目が覚めた状態で開頭し、手術する方法が最近は主流らしい。その方が、脳を傷つけてしまう可能性が低いのだと言う。こわいけど、おもしろそう。



posted by kohey at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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