2009年01月27日

失敗を活かすか殺すか

無駄な経験などない。経験を無駄にしているだけだ。


という名言を池袋の居酒屋のトイレで発見して以来、
なんとなく思い出すことがある。

これは結構本当にそうだな、と。

失敗は誰にでもある。
問題は、そこから何を学ぶか?だ。
過ぎてしまった事はもはや動かない事実。
変えることは出来ない。

失敗の原因を他者に求めることも出来る。
「あいつが悪い」「景気が悪い」「社会が悪い」

なるほど、そうだ。確かに悪いかもしれない。
しかし、それで何が変わるのかというと、結局何も変わらない。
「経験を活かす」という意味において、
その経験から結局何も産まれていないとなればこれは生産的でない。
経験を無駄にしている。

事実は事実で、それを生かすも殺すも、自分次第。
一人称で考えて、その経験を未来にどう役立てられるのかって
考える事が大切だな、と。

一流と二流の違いは、仕事の責任が一人称か二人称かの違いである。三流以下は当然三人称である。


って言葉もあるくらいで。
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2009年01月25日

答えと質問

休日出勤中、河合塾のビルでびっしり生徒が授業を受けている。がんばれよー。

そういえば、俺はほとんど受験勉強をしなかった。だからたいした大学もいけなかったし、興味もなかったしすぐに辞めてしまった。でもそれはそれで今は後悔していない。

言ってみれば、大学受験までだ。答えが用意された場所で人と競えるのは。そこから先は、答えがない。質問自体もない。自分で質問と答えを作っていかなきゃいけない。

だから、重要なのは、質問の方だったりする。既存の質問の答えを出すより、新しい質問を立てられたとき、なんか成長出来たかもって気がする。
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2009年01月16日

2つの未来予想図

不況がウェブマーケティングに与える影響として2つの未来予想図が考えられる。

1:ポジティブに言えば、

購買行動に対して慎重になるため、みんな比較検討して購入を行う。
ウェブが得意とする比較検討が購買に大きく作用することからウェブ投資は伸びる。

2:ネガティブに言えば

いずれにせよ需要が減退することは避けられない。
生活必需品以外の売り上げは伸び悩むので、投資額は下がる。

個人的には、「ウェブ投資額は増加するが利益は伸びない」ってところでどうだろう。

「1」の仮説で言えば、AISASモデルが強くなる。
しかし最初の「A」の効率は悪くなる。
不要なものの買い控えは確実にあるし、慎重になるから。

バナー広告の効果については言わずもがな。
リスティングに関しても、難しい局面に入りそう。
投資はしやすいが、それ故CPCの高騰と比較検討でCVRは全体的に下がる。
結果CPAがあがって、利益率が悪くなる傾向は出そうだ。

結果的に「ウェブ広告費」という名目上の投資はあがるだろうけど、
薄利多売になって利益は出にくくなる、という感じではないだろうか。

で、その中で重要なのは

「投資額を下げて同等の利益を得る」

という施策を行うとともに、

・浮いたお金で新たな分野にチャンレジ投資していく

という2軸ではないだろうか。

バナーなんか出稿するより、メディア作ってしまえと言うか。買ってしまえというか。そういう方向が強い気がする。まぁサーチで人呼ぶこと考えればそれが王道なんだけど。

これはまた次回考える。
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2009年01月09日

イノベーションとブランド

バフェットが語る2009年の世界経済 (日経ビジネス)

「ビジネスの世界は3つのIで溢れている。イノベーター(革新者、Innovators)、模倣者(Imitators)、愚か者(Idiots)だ」


うまいこと言うよなー。イノベーターであることが重要だなと本当に思う。


イノベーションが創るブランド

ブランドとは、イノベーションの成れの果て、だという。

イノベーションがブランドに転化するのは、むしろそのイノベーションの存在が忘れられた時です。


なるほど。そういう考え方もできる気がする。イノベーションとは、「技術革新」ではなく「価値創造」だと思う。で、新たな価値を提供するイノベーションを起こし、それが一般的になった時、それが「ブランド」になる。

AppleやGoogleはもちろん。シャネルもファッションを通じて女性の自由という新しい価値を提供したイノベーターだった。

やっぱ、でかい市場でImitatorsでいるより、小さな市場でInnovatorになりたい。

そういえば電通の企業理念が「Good Innovation.」にかわったとか。

電通グループの新しい企業理念

「企業家精神」ってのがちょっとアレだ。「企てる」ということへのこだわりをやはり感じる。広告にとっても大変な時代だからこそ新しい価値を産む「企て」をしてほしい。それが「ブランド」を築くことに
なるのだろうし。

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2009年01月06日

2009年のメモ

NHKの「激論2009 世界はどこへ そして日本は」を見て、色々思ったのでメモ。

参加者は以下。

竹中平蔵(慶應義塾大学教授)
八代尚宏(国際基督教大学教授)
岡本行夫(外交評論家)
金子 勝(慶應義塾大学教授)
山口二郎(北海道大学大学院教授)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
勝間和代(経済経論家)

小泉政権下で規制緩和を推進し構造改革を行った竹中チームとその結果産まれたとされる格差を批判する金子チームの対決、という構図なんだろうけど、それがうまくかみ合っていなかった。というか、この番組の企画意図が共有できていなかったんだろうが、議論すべき内容と議論されるであろうと想定される内容にミスマッチがあるような気が。

議論の中心が竹中氏が「あの場で言っていること」ではなく、「過去に行ったこと」についてばかりで、結局新しいことは出てこなかったので残念。

やっぱり僕の議論の最終論点は、全ての人間の基本的人権が守られるのか?ということであるべきだと思う。

幸せの価値観は人それぞれだから、それを選べる自由があるべきだし、全ての人間には、健康で文化的な最低限の生活を営む権利がある訳だし、教育だって等しく受ける権利がある。そういう素晴らしい憲法のある国なんだから、これを僕らはいかにして守るか?ということを考えるべき。その手段として、様々なものがある。

その意味で考える。我々が自由であることを選択する限り、格差は必然的について回る。これは全てにおいて、だ。全員違うということは差があるということなのだから。よって、競争における敗者が勝者よりも低い利益しか得られないのは当然の帰結になる。経済活動だけじゃない、恋愛だってそうなるし。それは仕方の無い話。

問題なのは、その競争が本当に正当なルールの上で行われているかと言うことと、敗者がもうどうしようもない状態になった場合においても、その基本的人権をいかに守ることができるか、という2点になる。

競争のルールについては、まず自由であるべき。規制によって守られた既得権益がその規制に守られているというだけで、競争にさらされること無く勝者を名乗るのであればその産業は産業ごと衰退することになる。競争を行わないと多様性がうまれず、結果イノベーションがおこらないからだ。(まぁ石油とか資源は別かもしれないが。)しかし規制をとっぱらうだけでは、様々な問題が起こる。よって、規制は必要になる。しかし基本は自由競争であるべきだ。

2つ目の基本的人権については、格差ではなく、貧困という問題がある。この問題に対していかに社会保障をあつくすることができるかということになる。現状でも借金づけの日本の財政が、どのようにして社会保障をあつくできるか。

1つは無駄遣いを減らす。2つ目は税収を増やす。税収お増やす方法1は増税。方法2経済成長によって税収を増やす。

無駄遣いの定義がまた微妙なところだが、まずはよくわからん天下り先をつぶしたり、という所なんだろうか。この辺りの細かいところはまぁいいわ。公共投資については、結構微妙。道路作るとかね。無駄っちゃ無駄なものはくさるほどあるだろう。しかし麻生総理は公共投資で景気回復とか好きっぽい。回復しないと思うけど。

増税については、思い浮かぶのは消費税や累進課税とかか。消費税は…まぁ今のタイミングであーだこーだで消費がさらに冷え込むのは勘弁してほしい。累進課税については、竹中氏は最高税率の引き下げをすべきって言ってた気がした。法人税についても下げるべきだっていってた。まぁ金持ちが日本から消えていくことで税収が下がることを懸念しているというところ。金持ち優遇と言えばそうだが、一巡して考えてみれば、税収で再配分がシッカリ行われるならば、金持ちが逃げないようにすることも一つの手段ではあるのかもしれん。

経済成長は中川氏的ないわゆる上げ潮派が有名。まぁいわゆる小さな政府で規制緩和。これは小泉・阿部政権からとられてきた戦略。しかし格差など様々なひずみが産まれたとされることもあってか、麻生政権はこの戦略をとっていない。

つっても、個人的にはこれを軸にする以外に無いと思うんだが。あとはどのように成長させるのかっていうところなんじゃないか。名目経済成長率の伸びを重視するということで言うと、最悪なのはインフレだけおこって実質収入あんまりかわりません、みたいなのがイヤだなー。結局、サプライサイドから見た話でしかなくてアレなんだけど。需要の減退ってのもあるから、それを刺激する景気対策も大事だよなー。でもそれってさー、将来への不安から貯蓄志向がものすごく強くなってるって感じじゃないのかな。でも銀行も慎重になってるだろうから、金は貯蓄としてすごい余ってんだけど、流動性は低いです、みたいな状態ってどうなるんだろうか。

そう考えると、減税とかバラまきじゃなくて、長期的にはやっぱ年金とか福祉とか医療とか失業とか、不安材料の払拭というか、セーフティネットの充実ってのが必要になる。だとすると、経済成長=小さな政府であるべきなのかっていうのも、また一つ議論になり得るか。フィンランドとかもあるし。

うーん、堂々巡りになりつつある。ま、いずれにせよ、生産性の向上とイノベーションをいかに達成するかだ。これから労働人口が減少していく日本を考えれば、ここにしか中長期的な雇用の創出と社会保障のための税収の確保はないのではないか。その手段としては、勝間さんが言う通り教育、とりわけ若年層への教育ということになるだろう。

勝間さんは、あのメンバーの中で唯一未来に向けたメッセージを発信していた。竹中氏の言ってることは正しかったと思う。しかし残念ながら人を動かす力が無かった。若者が海外に行かず、国内旅行で温泉に行ってまったりしていることに対して「今の若者は資産を食いつぶしている。これからさらなる厳しい競争に巻き込まれる。」とコメント。最後に「リアリストたれ。」とメッセージを言った。確かにリアリストであることは重要だが、竹中氏がリアリストであり、彼の立場で現状を打破するためにメディアで何を言うべきであるかを考えれば、おそらく違ったメッセージを発するべきであった。「厳しい時代であるが、未来に希望を持って進め」とメッセージを送るべきだだろう。リアリストであってもストラテジックではない、ということか。

若い人が未来に希望を持てないという話があったが、なぜなんだろうか。僕個人で言えば、まぁ楽観はないが、希望はある。

IT/グローバル化によって、標準化された仕事はコンピュータか安価な労働力に置き換えられる。標準化され得ない分野の仕事をやるとなると「コミュニケーション能力」なるものが幅を利かせ、人脈術やらなんやらといわれる。しかし社交的でない僕はそういうコミュニケーションが苦手でうまくできない。無差別殺人などがあれば、街を歩く人にさえ少しおびえたりするときもある。解雇された人を見れば、自分だって他人事じゃないなと思う。全く困った世の中だと思う。でも、そこで思考停止したらそこまでだ。その現状を認めてそこからじゃあ自分が何ができるのか考えてる。

単に嘆いているだけなら、何にもかわらないし、状況が良くなることはない。だから自分にできることは何かを考えるしかない。それにしたって、今、何かすごい答えを持ってる訳でもない。というか、誰も答えなんて持ってないでしょ。だから自分で探し続けるしかない。

誰かが持ってる「答えらしきもの」に頼っても、これまでのようにうまくいかないかもしれない。トヨタだってうまくいかないものを誰がうまくいくと保証してくれるのかって話。誰かの持ってる答えらしきものにただ乗りして、それが間違っていたとして、それをまたその誰かのせいにしてたら、一歩も前へ進まない。

だから自分を信じて一歩一歩前へ進むしかない。どっかで絶対間違えるけど、自分を信じて進んだってことは、前進だろう。そのようにして、2009年に取り組みたいな、と思う所存でございます。

なんか全然違う話になっていったが、まぁ、思ったことをメモったということで。
posted by kohey at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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